日本の経済・社会が大きな転換点を迎えています。長く続いたデフレからの脱却が進み、「貯蓄から投資」の流れも本格化しています。企業の間では市場を意識した経営が定着し、人工知能（AI）に代表される技術革新の奔流も止まりません。新しい時代の扉が開きつつあります。
QUICKは１９７１年に誕生し、日本経済新聞社グループの金融情報サービス会社として発展してきました。経営環境の変化に合わせ、単に「金融情報」を端末経由でお届けするだけでなく、その情報を組み込んだツール・サービス・システムなど「金融ソリューション」の提供へ事業領域を拡大。お届けする情報も非金融に広げ、データを分析して課題解決につなげる「データソリューション」事業も伸ばしています。
我々が強みとする「金融」と「データ」の領域で目指すのは、金融機関、事業会社、自治体などの事業・業務に深く入り込み、お客様の経営・政策課題を解決する手立てを「価値」としてご提供することです。半世紀以上に渡り、正確な情報を休むことなくお届けしてきたQUICKの最大の財産は、お客様からの信頼です。そこを基盤にしながら、お客様に寄り添い、新たな価値を共に生み出す「パートナー」として信頼される存在になりたい。そう強く願っています。
それには最先端の技術や知見を絶え間なく取り込み、新しい価値を常に提供できるよう、変革と挑戦を続けていかなければなりません。新たな商品やサービスを次々と送り出し、お客様の高い期待に応えていく。歩みを止めないQUICKにご期待ください。
代表取締役社長 松本 元裕
